交通事故を起こした米女優が「脳死状態」に…息子は「ママを失った」と悲痛な思い
2022/08/13
先週、交通事故を起こしていた米女優アン・ヘッシュさん(53)が、「脳死状態」となったことが分かった。12日、「CNN」をはじめとする複数の米メディアが報じた。
ヘッシュさんは先週、高速を車で走行中に車道から外れて住宅に衝突した。現地報道によると、事故から1週間経ち、ヘッシュさんは「脳死状態」だが、生命維持装置につながれたままだという。カリフォルニア州の法律では、彼女の状態は、法律上死亡したとみなされる。ヘッシュさんの息子ホーマー・ラフーン氏(20)は、「弟のアトラスと私はママを失った。6日間、ほとんど信じられないほど感情が揺れ動いた後、私は深い悲しみに包まれ、言葉を失っています。私の母が痛みから解放され、私が想像する永遠の自由を探求し始めることを願っています」と声明を出した。
遺族の代理人によると、ヘッシュさんは事故の結果、脳から酸素が奪われる重度の無酸素性脳損傷を負ったとのこと。また、生命維持装置を外していないのは臓器提供に適合するかどうかを判断するためで、遺族は「臓器を提供することは彼女の長年の選択であり、生存可能かどうかを判断するために生命維持装置につながれている」と明かしたという。
1987年にテレビドラマ「アナザーワールド」に出演し、エミー賞を受賞。