動物ものまねの江戸家小猫、来年3月に五代目猫八を襲名「選んだ道を正しい道に」
2022/04/02
動物ものまねの江戸家小猫(44)が、来年3月に五代目江戸家猫八を襲名する。1日、落語協会が発表した。
江戸家はウグイスの鳴きまねがお家芸で、小猫は2009年に父で四代目猫八に入門。11年に現芸名を襲名していた。
小猫は自身の公式サイトでも「落語協会から正式発表がありましたとおり来年の3月下席をふりだしに五代目江戸家猫八を襲名することになりました」と報告。
「猫八といえば祖父。小猫といえば父。今の小猫を知らない人も多いです。江戸家そのものを知らない世代も増えています」と現状を受け止めつつ、「まだ早いというお声があっても当然ですが 早いタイミングで、猫八の名を背負わなければ自分の名前に出来ないとも感じてます。選んだ道を正しい道にできるよう、精進します」と決意表明。「とにもかくにも皆さまの応援があってこその芸。これからもご縁を大切にしながら芸は人なり。その『人』を磨いていきます」としている。
小猫は江戸家伝統の芸はもちろんのこと、テナガザル、ヌー、アルパカなど鳴き声をあまり知られていない動物のネタも数多くある。