【訃報】「ウルトラマン」シリーズの村石宏實監督、75歳で…
2022/03/29
映画監督の村石宏實(むらいし・ひろちか)さんが27日、亡くなった。75歳だった。協同組合日本映画監督協会が明らかにした。
死因などの詳細は明かしていない。家族葬で見送るという。
監督仲間の岡部淳也氏は自身のツイッターで、「村石宏實監督ご逝去」と伝え、「電人ザボーガー、サイバーコップ、グリッドマン、ウルトラマン等の監督 我々が円谷プロ時代に、大変お世話になりました、村石宏實氏が天に召されました」と記した。
村石さんは東京都出身。1967年、東京写真大学(現・東京工芸大学)卒業。円谷プロダクション光学撮影部を経て、70年にフリーの助監督に。東映や三船プロダクションなどで経験を積み、73年に自主映画「OH!カオ」で監督を務めた。その後、「ウルトラマンティガ」「ウルトラマンダイナ」「ウルトラマンコスモス」など、多くの特撮作品の監督を務めた。