原田悠里、コロナ禍の「今この時に」夢の凱旋
2021/12/04
今年で歌手生活40周年を迎えた歌手・原田悠里(66)が4日、熊本県立劇場・演劇ホールでオーケストラ総勢60人をバックに「ロイヤルチェンバーオーケストラwith原田悠里」と銘打ったコンサートを開催した。
熊本・天草出身で、演歌からオペラまで歌える幅の広さが魅力といわれる。郷里への“凱旋”公演となり、御法川雄矢氏が指揮をするフルオーケストラをバックに、代表曲の「木曽路の女」「津軽の花」や新曲「港町シネマ」などを熱唱。さらにオペラ「蝶々夫人」をモチーフにした「歌語(うたかた)の浪朗唱~明治幻燈・お蝶夫人~」や“コロナに負けるなソング”「今この時に」など全13曲を披露。ゲストに、のこぎり奏者のサキタハヂメや新進三味線奏者・岩田桃楠(いわたももくす)が参加して盛り上げた。
原田は「この状況下にようこそお越しくださいました。この故郷熊本でロイヤルチェンバーオーケストラの皆様と共演するという夢のようなお話をいただき、それからたくさんの方々の大変なご尽力をいただき、夢が現実になりました」とコロナ禍という限界状況での公演開催に感謝した。