ホリプロ創業者の堀威夫氏、文化功労者に選ばれ「悪運が強い」
2021/10/26
大手芸能事務所「ホリプロ」の創業者・堀威夫(たけお、89)氏は26日、政府から発表された2021年度の文化功労者に選ばれ、喜びのコメントを発表した。
堀氏は「悪運が強いなと思いました」と言い、「バンドマンとして10年、裏にまわって60年。長くこの世界に関わってきましたが、ほかに能がないことが幸いしたのだと思います」と謙遜。
「こめ・みそ・しょうゆを生活必需品と言いますが、エンターテインメントは生存必需品なのだと思います。車のハンドルも遊びがあって初めて安全運転ができるようなものですね」とエンタメの必要性を明かしている。
堀氏は1960年に堀プロダクションを創業。89年にはホリプロの株式を店頭公開するなど、芸能プロダクションの社会的地位の向上に努め、昨年、同社の最高顧問ファウンダーを退任した。