眞栄田郷敦、父亡き後役者として“初”受賞「ニューウェーブを起こせる役者を目指す」
2021/09/16
俳優の眞栄田郷敦(21)らが16日、都内で行われた「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2021」のオープニングセレモニーに出席した。
眞栄田は先月、海外でも活躍したアクション俳優で父の千葉真一さんを亡くしたばかり。今回、輝かしい活躍を見せる役者などに「新しい波(ニューウェーブ)を起こして欲しい」という気持ちを込めて表彰される「ニューウェーブアワード」の男優部門を受賞し、授賞式に登壇した。
2019年公開の映画「小さな恋のうた」で役者デビュー。「役者として初めての賞を今日頂きました。本当に光栄です。ありがとうございます」と感謝。父の千葉さんや、現在は米国に拠点を移した兄で俳優の新田真剣佑(24)に続き、俳優としてのさらなる飛躍が期待される。今後に向け、「ここからさらに、人として優れたニューウェーブを起こせる役者を目指して精進していきたいと思います」と誓った。
この日の授賞式には、女優部門で受賞した女優の南沙良(19)、クリエーター部門で受賞したお笑いタレントのバカリズム(45)も同席。バカリズムは20年以上の芸人生活を振り返り、クリエーターとのすみ分けをしないようにしているといい、「これで急にクリエーターぶることなく、あくまでも一人のお笑い芸人として色んな分野で面白いものを作っていけたらなと思います」と語った。
同映画祭は今回で31回目。コロナ禍で昨年に引き続きオンラインでの開催となる。ラインナップは全72作品で、20日まで動画配信サービス「Hulu」と映画祭公式サイトで配信される。