西川きよし、がん発見は妻ヘレンのおかげ
2021/09/14
タレントの西川きよし(75)&西川ヘレン夫妻が14日、都内で行われた「医師への相談を『おくらせない手紙』キャンペーンkick-offイベント」に登場した。
前立腺がんの進行症状を見過ごしたり我慢したりすることなく、医療機関を受診してもらうこと、また、周囲が本人の背中を後押しし、受診を遅らせないことを啓発することを目的にしたもの。
きよしは2015年に前立腺がんと診断され、16年に手術を受けた。
がんと分かる前、夜間にトイレに行く回数が増えていたが、「まだ病院へ行くほどではないだろうと勝手に思っていた」という。しかし、夫の異変に気付いたヘレンが受診を強く後押ししたことで、がんが発見された。
きよしは「一朝一夕には病気は治らない。小さなことからコツコツと、ずっと家内が横で見ていてくれたことが後押しになった。ちゃんと先生のところに行って診てもらうことが本当に大切だって、身を持って体験した」としみじみ。ヘレンを真っすぐ見ながら「ありがとうございます」と感謝した。
ヘレンは「主人に『ありがとう』って言っていただいて、背中を押して良かったなと思った。こうして元気に過ごしてくれているのが、すごくうれしいです」と笑顔を見せた。