新型コロナ重症化の田中ケロ、回復傾向に
2021/09/13
新型コロナウイルスに感染し、重症化したため集中治療室に入っていたリングアナウンサー・田中ケロ(62)の容体について、所属事務所が13日、公式サイトで発表した。
事務所は、「医療機関の皆様のご対応でコロナは快方に向かい、肺の症状は回復傾向にあり、人工呼吸器を外し、酸素マスクに切り替えています。頭部CT撮影の結果、脳炎の疑いがあり、コロナの治療と合わせて脳神経外科での治療も開始しました」と報告した。
田中の近況については「意識レベルも回復し、サポートを受けながら食事を摂(と)ったり、徐々に会話が出来るまで回復しました」とのこと。ただ、「投薬によって長く眠っていた影響により、仕事への復帰はもう少し先になる見込みです」とした。
事務所によると、「ファンの皆様にリハビリを始めることを伝えて欲しい」との田中自身の希望を受け、この日の発表に至ったという。事務所は、「田中ケロが再びリングに立ち、コールをするその日まで、引き続き応援してくださると幸いです」と呼びかけている。
また、田中の次女で、声優の田中音緒もこの日、自身のツイッターを更新。治療する父の様子を明かしたほか、父の手を握る手元の写真を公開した。