西島秀俊主演「ドライブ・マイ・カー」がカンヌ国際映画祭で史上初の脚本賞受賞!
2021/07/18
俳優の西島秀俊(50)が主演を務め、作家・村上春樹氏(72)の短編が原作の映画「ドライブ・マイ・カー」(監督:濱口竜介、脚本:濱口竜介、大江崇允、8月20日公開)が18日、フランスで行われている第74回カンヌ国際映画祭の授賞式で日本映画として初となる脚本賞に輝いた。
同映画祭は新型コロナウイルスの影響で昨年は中止となり、2年ぶりの開催。日本映画として唯一、最高賞を競うコンペティション部門への出品も果たした同作が、世界的名匠たちの話題作を抑え、24 作品から堂々の選出となった。
濱口監督は授賞式のスピーチで原作者の村上氏や共同脚本家の大江氏へ感謝。最後は観客へ「海の向こうにいる役者、それを支えてくれたスタッフの皆さんに大きな拍手を送っていただけたら」と呼び掛けた。
また西島も受賞を受け「濱口監督、大江崇允さん、カンヌ国際映画祭脚本賞受賞、心からお祝い申し上げます。監督が村上春樹さんの原作を問いとし、過去と真摯に向き合う事で人は絶望から再生することが出来るという答えを示したこの作品が、世界の人々の共感を呼んだのは本当に素晴らしい事だと思います。監督の、人への深い洞察と愛情の力です。これからも沢山(たくさん)の傑作を作って下さい。楽しみにしています。おめでとうございます!」と喜んだ。