徳光和夫、ミッツの父親である弟の他界に「何とも言い難い悲しみがある」
2021/05/29
フリーアナウンサーの徳光和夫(80)が29日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「徳光和夫とくモリ!歌謡サタデー」で先ごろ亡くなった実弟で、タレントのミッツ・マングローブ(46)の父親、徳光次郎さんを悼んだ。
中盤の「夜明けのムード歌謡」コーナーで触れた。冒頭、「ラジオという公共の電波で身内の不幸を語ることは許されることではない」と前置きした上で、「甥(おい)っ子のミッツが父親が他界したことをインスタグラムで報告しました。アイツの父親は僕の弟で…。私の人生と同じ経験している人は多いと思いますが、自分より年下の弟が先に逝くっていう…。この経験をお持ちの方はみなさん、そうなんですかね。何とも言い難い悲しみがある」と戸惑い気味に、涙声で話した。
6歳年下だったそうで、都営アパートに住んでいた幼い頃、隣のお屋敷の木にセミを取りに行ったり、母がおそろいのアロハシャツを作ってくれたと回想。弟が中学受験した日の朝、トイレに行ったら「窓ガラスに○○中学合格」と願いが書いてあり、「こんなに小さいのに、こんなことを思ってんのか…」としみじみ。その後、ミッツを自由に育てた度量をたたえた。
最後に、弟がデパートに勤務し、景気のいい頃、「料亭のお座敷に生バンドを呼んで一緒に歌った」思い出話を披露。その時にデュエットした曲「俺はお前に弱いんだ」(三島敏夫)を追悼で流した。