吉川ひなのが自伝で複雑な生い立ち告白 「悲しかった事は自分の代で断ち切る」
2021/05/13
第3子妊娠中のモデルでタレントの吉川ひなの(41)が13日、オンラインで行われた新刊「わたしが幸せになるまで」(幻冬舎)出版記念・社長就任の記者会見に、米ハワイの自宅からリモート出席した。
同書は、両親との確執や経済難、芸能活動への葛藤、ハワイへ完全移住した理由など、ありのままの自分をつづった自伝エッセー。この日発売だが、発売前に3回も重版する反響という。
吉川は「(過去の)取材では、家族構成やどういう育ちなのかを聞かれる機会もたくさんあったんですけど、すごく複雑な家庭環境で育ったので、なんとなく曖昧(あいまい)にごまかしてきました」と過去を振り返った。執筆をしていくうちに全てを聞いてもらおうと思えるようになっていたそうで、「結果、皆さんに知ってもらえて、この機会にお話しすることが出来て、うれしいです」とニッコリ。点数をつけるなら、「皆さまのおかげで(重版でき)120点じゃないでしょうか!」と大満足の様子。「皆さまにシェアして楽しんでいただけると思うような過去の経験が見つかったら、いつかまた書きたいです」とも話していた。
現在、第3子を妊娠中。子育てについて、「自分の経験から子どもたちとの関わり方は注意しています」と告白。「幼少の頃に関わった周りの人たちのおかげで、気付かないうちに自己肯定感を持てる人間性を育めることが一番のギフトだと思っているので、子ども扱いしないで、すべてを信頼する。彼らが何をする時も信頼して、子ども達が出かける時には『どこに行っても大丈夫。信頼しているよ。楽しんでね』と細かいところまで考えながら気をつけています。悲しかった事は自分の代で必ず断ち切るぞという思いで子どもたちと過ごしています」と明かした。
また、このほどオーガニックブランドの社長に就任したことも報告した。