原田悠里「歌を通して思いを共有し、元気を!」
2020/11/28
今年でデビュー39年目を迎えた演歌歌手・原田悠里(65)が28日、東京・大田区のアプリコ大ホールでコンサートを行った。リサイタル形式で年1回行っている恒例の公演で、今年で15回目。今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のためソーシャルディスタンスを保ち、キャパ半分以下となる600席にして開催された。
オープニングは郷里の熊本・天草を題材にした「組曲『天草物語』」。歌唱前「多くの方々が自分の田舎に帰れない、故郷ではなくてもどこにも行けないという孤独さを感じている中、この歌を通して思いを共有し、元気を出していただきたいという気持ちで歌います」と意気込みを語り、希望の思いを込め、約10分に及ぶ大作を歌い上げた。
その後は応援歌、挑戦歌、リクエスト曲、愛唱歌と4コーナーで構成。応援歌コーナーでは、恩師・北島三郎が作詞・作曲した「明日を信じて」をはじめ、新曲「砂の道」などを披露。ゲストにおんなギター流し&シンガー・ソングライター、おかゆが登場し、花を添えた。
なお、東京公演後に行っていた大阪公演は今年は中止になった。