仲野太賀、柳葉敏郎は“なまはげ”!「対面するだけで震え上がる」
2020/11/21
俳優の仲野太賀(27)、柳葉敏郎(59)、女優の吉岡里帆(27)らが21日、都内で映画「泣く子はいねぇが」(佐藤快磨監督)の公開記念舞台挨拶(あいさつ)を行った。
秋田県・男鹿半島を舞台に、伝統行事“なまはげ”で大失態を犯した主人公が、妻子に愛想をつかされるも、過去の過ちと向き合い、不器用ながらも大人に成長する姿を描く。
仲野の父・中野英雄と柳葉は、劇男一世風靡のメンバーとして活動し、家族ぐるみで付き合いがある仲。仲野は「僕にとっては、お正月に毎年“柳葉詣で”で、柳葉さんに会いに行くっていう中野家の伝統行事があるんですけど、小さいころからわんさか泣かされましたし、秋田の人にとってのなまはげは、僕にとって柳葉というか。対面するだけで震え上がるような、そういう存在」と照れ笑い。
劇中では、親子のような関係を演じ、「とても感慨深いものがあります」と言われるとと、柳葉は「くぅ~」と泣きマネしつつ、「生まれた時から知ってましたし、来るたびにちょっかい出して、帰る時は必ずベソかいて帰っていた。そんな彼がこの場にいて、彼の作品の中でともにできるっていうのは、本当に胸がいっぱいです」と感激していた。
また、同作は昨日20日に公開初日を迎え、佐藤監督から、秋田県が唯一、大ヒット中のアニメ映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」より動員が上回ったことが発表され、秋田在住の柳葉は「ローカルの番組なんかで、この映画の宣伝に対する情熱がすごいんですよ!」と大喜び。仲野も「鬼滅に勝つってすごいっすね。“鬼”じゃなくて“なまはげ”なんすね!」と地元の熱に大興奮だった。