「特命係長 只野仁」の秋山純監督、独立後第1弾映画が公開決定!
2020/11/18
テレビ朝日系人気ドラマ「特命係長 只野仁」「匿名探偵」シリーズを14年間演出した秋山純監督が、独立後初めて手掛ける映画「ROOM 109」の公開が来春に決定した。公開に先駆け、12月1日、2日、渋谷ユーロライブで計7回の完成披露上映会が開催される。
誰かひとりが確実に死ぬ“ロシアンルーレット”を迫られた男女5人が、限界状況の中でありのままの姿をあぶり出される密室劇。80分間、一発撮りという長回し撮影に挑戦した。
主演には、映画「あやしい彼女」や「アウトレイジ 最終章」などに出演した新人俳優・ヒロホンダ(35)を大抜てき。今年2月、約10日間に及ぶリハーサルを経て撮影に挑んだホンダは「80分間のリハーサルを終える度、誰一人、声を発することができない虚脱感にさいなまれるという不思議な体験でした。本番では集中し過ぎて、記憶が残っていません」と振り返る。コロナ禍での公開決定に「本当に感慨深い思いです」と感謝の言葉を寄せた。
秋山監督は「ヒロホンダはじめ、俳優部は皆、大量のセリフに埋没する事なく、唯一無二の確かな存在感を見せてくれました」と大満足。「『死』を確かに意識することにより、生きる素晴らしさを感じていただけたらうれしいです」と思いを込めた。
秋山監督は2018年に独立し、映像製作会社「ジュン・秋山クリエイティブ(JACO)」を設立。今作は、同社製作の1作目でもあり、完成披露上映会は、同社主催の「JACO Fes 2020冬~sakura tomorrow~」の一環として実施。他に舞台やライブなど併せて観覧できる。チケットの詳細は「LivePocket」にて、イベント名で検索。