古川雄輝、師匠は怒ってくれる大先輩!
2020/09/21
俳優の古川雄輝(32)、甲本雅裕(55)らが21日、都内で行われた映画「リスタートはただいまのあとで」(井上竜太監督)の上映感謝舞台あいさつに登壇した。
ココミ氏の同名コミックが原作で、古川と俳優の竜星涼(27)がダブル主演を務めた。10年ぶりに田舎に戻った人生挫折中のツンデレ男子・狐塚光臣(古川)が、田舎暮らしで優しい方言のおっとり男子・熊井大和(竜星)と出会い、次第に惹(ひ)かれていく姿を描く“癒やし系純愛BL(ボーイズラブ)作品”。
古川と甲本は初共演で、親子を演じた。古川は「威厳のあるオヤジのお芝居にすごく圧倒されまして、これまで経験してこなかったパワーを感じて怖く見えた」とぶっちゃけたが、「でも、ある夜、メイク室で一緒に飲んで、お話を聞いていただいたら、メチャクチャ優しい方でした」と素顔も紹介してフォロー。一方、甲本は「ちょっと静かで、もしかしたら人見知りの部分があるのかな?という気がしたんですけど、その印象は撮影を経ても変わらないです」と笑顔で明かした。
劇中では師弟関係も描かれることから、 “師匠”といえる存在について問われた古川は、俳優・市村正親(71)の名を挙げた。「舞台経験があまりなかった頃からご一緒させていただいて、ご指導をいただいたり、怒ってくださったりしました。怒ってくれる人って実はあまりいないんです」と振り返り、「自分が主演の舞台をやるようになると、見に来てくださったりもしてうれしいです」と語った。