文化放送の松島アナの告別式に100名参列
2020/02/28
今月23日に肺腺がんのため、47歳で亡くなった文化放送アナウンサーの松島茂さんの葬儀・告別式が28日、埼玉県川口市で営まれ、野球解説者の松沼博久氏(67)、TRFのSAM(58)ら、約100名が参列した。
祭壇には、マイクとヘッドホンが飾られ、ひつぎには野球名鑑、復活に向けて勉強していた駅伝取材ノート、プロ野球の取材ノートなどが納められたという。
弔辞は、松島さんがメイン実況を務めていた「文化放送ライオンズナイター」で共演していた松沼氏が担当。先月末に肺腺がんだと知ったばかりで、「松島くん、寂しいよ。悲しいよ。何でそんなに早く逝ってしまったのか。今年も一緒に解説・実況を仲良くやる予定だったじゃないですか」と急な別れを悔やんだ。
亡くなる4日前には、お見舞いにも行き、プロ野球・埼玉西武ライオンズの春季キャンプで松坂大輔投手の様子を伝えたと言い、「ちょっと苦しそうでしたが目が輝いていましたね。あんなに目力があった松島くんがもういないと思うと、どうやって今シーズンを迎えていいのか整理がつきません。(中略)でも僕たちはまだ頑張らなきゃいけない。僕たちは松島くんに教えてもらったことを思い出しながら、笑顔を思い出し、話し方を勉強し、これからも頑張っていかなければと思います。どうか見守っていてください」と語りかけた。
27日に営まれた通夜には、2007年2月から出演していたスポーツ情報番組「岩本勉のまいどスポーツ」で共演し、親友だったプロ野球・日本ハムファイターズの元投手・岩本勉氏や、番組共演が多かった東尾修氏、仁志敏久氏ら約650人が参列した。