RAD野田 新型コロナで「もし自己破産したら…」
2020/02/28
人気バンド「RADWIMPS」のボーカルで、ソロとしても活躍している野田洋次郎(34)が28日、ツイッターを連続更新し、新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた政府の対応について切実な思いをツイートした。RADWIMPSは、3月20日、21日の京セラドーム大阪での連続公演を皮切りに全国ツアー「こんにちは日本」(全10公演)をスタートさせる予定。
最初の投稿は午前4時47分。「自然災害等と違ってウイルスは興業の保険適用外となる。ドーム4カ所を含む今回のツアー、全部中止にした場合ウチのような個人事務所が生き残る可能性はどのくらいあるんだろうかと考える。安全、安心、リスク。あれこれ頭に巡らせながら毎日リハをしています」と音楽ビジネスの現状を報告。
続いて「もし自己破産したらさぁ次は俺何して生きていこうかとほんの少し本気で考えてみたりもする。けど2秒後には『あっ、音楽しかないや俺』ということに気づく」と、自分の立ち位置を再確認している。
日本経済全般にも目を向け、「観光業等も含め今この瞬間も倒産や経営破綻を決断せざるを得ない事業主、企業が大勢ある。自粛や休校の“要請”を出し続けるだけでなく国は具体的な対策をもう少し出すべきではと思う。自粛の一方で電車等の交通機関は放置される矛盾も」と指摘しながらも、「こんな時こそ、僕ら自身も、冷静に。乗り切ろう」と呼びかけた。
最後に「自分の持ち場で出来ることを最大限にやりましょ」「よーし、寝なはれ。朝やで。それか起きなはれ。今日もがんばろ」と前向きに呼びかけている。