勘九郎、弟・七之助と「エロチックでBLもある」
2020/01/20
歌舞伎俳優・中村勘九郎(38)、中村七之助(36)が20日、都内で行われた「明治座 三月花形歌舞伎」(3月2~26日、東京・明治座)の製作発表に出席した。
明治座3年ぶりの花形歌舞伎。昼夜二部構成で、昼の部「車引(くるまびき)」や、夜の部の通し狂言「桜姫東文章(さくらひめあずまぶんしょう)」などを披露する。
勘九郎は、4度目の明治座出演となり、「勉強して作品の持つパワーを届けられたら」と意欲。七之助も「歌舞伎は、死ぬまで修業です」と同調した。
「桜姫~」は、稚児と僧侶、姫君と盗賊の悲恋を描く。異色カップルのラブシーンが見どころの一つで、勘九郎は「兄弟で夫婦役を演じたことはあるが、ここまで密な関係はそんなに演じてない。美しい感じにできたら」と貴重な経験に意気込み、「エロチックな関係、BL(ボーイズラブ)要素もある」とPRした。