大坂選手の元コーチ、再タッグは「分からない」
2019/09/17
女子テニスの大坂なおみ選手(21)の元コーチとして知られるドイツ人のサーシャ・バイン氏(34)が17日、都内で著書「心を強くする『世界一のメンタル』50のルール」(飛鳥新社)の発売記念トークショーを行った。
会場に集まった一般のお客さんを前に、「コンニチハ、ヨロシクオネガイシマス」と日本語で挨拶(あいさつ)し、その後は英語でトークを展開した。現在コーチを務める仏のクリスティナ・ムラデノビッチ選手が、大阪で開催中の「東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント」に出場するため来日。この日、同選手の試合前のイベントだったが、「皆さんのためにここへ来ました」とリップサービスで沸かせた。
イベントでは、来場者の質問に身ぶりを加えながら真剣に回答。終了時刻をオーバーしても、子どもに話を振るなどサービス精神を見せた。
囲み取材にも対応。先日コーチを解任したばかりの大坂選手と、コンビ復活の可能性を聞かれると、「分からない。今、私が教えている選手に100%エネルギーを注いでいる。“仮の話”はまったく考えていない」と否定した。また、大坂選手が米若手ラッパー、YBNコーデーと“交際宣言”したことについては、「私は彼女にテニスだけしか教えていない。コート外でやっていることは自由だと思う」と語り、「誰かとお付き合いするかどうかは、自分で決められる年齢ですから」と苦笑いだった。