森田剛、現代版「ファウスト」世界初上演
2019/09/17
V6の森田剛(40)が来年1月から東京・豊島区の東京芸術劇場プレイハウスで上演される新作舞台「FORTUNE(フォーチュン)」で主演を務める。
同作はトニー賞やオリヴィエ賞など多くの賞を受賞している英劇作家サイモン・スティーヴンス氏が、ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテの代表作「ファウスト」を大胆にも現代のロンドンを舞台に置き換えた新作で、世界で初上演となる。
森田が演じるのは、過去の出来事から喪失感を抱えながらも、恋人・財産・名誉と望むもの全てを手に入れるために悪魔と “契約”を結び、闇へと落ちていく映画監督・フォーチュン。そのフォーチュンが思いを寄せる若くして結婚しているプロデューサーのマギー役を吉岡里帆(26)、フォーチュンと契約を交わす悪魔・ルーシー役を田畑智子(38)が務める。
森田は2014年上演の「夜中に犬に起こった奇妙な事件」以来、同氏の戯曲に挑むのは2度目。「サイモンの戯曲は精神的に強く揺さぶられるので、前回とても苦しんだことも思い出し、そこにまた飛び込むことにも勇気がいりました。ただ同時に、幕が開いた瞬間になぜかすべて報われた感覚も経験したので、今はそれをもう一度味わってみたいという気持ちが強くなっています」と語っている。2020年1月14日から。