芽郁、芝居中は「苦しくもあったけど…」
2019/02/19
女優の永野芽郁(19)、俳優の北村匠海(21)、及川光博(49)らが19日、都内で行われた映画「君は月夜に光り輝く」(月川翔監督)の完成披露舞台あいさつに出席した。
佐野徹夜氏の同名小説が原作。死期が近づくと体が発光する“発光病”という不治の病を患ったヒロイン・まみず(永野)と、まみずの“叶えられない願い”を代行体験する同級生・卓也(北村)の青春純愛物語。
ヒロインを演じた永野は、「余命が0だから悲しい、というヒロインにはしたくなかった。思っていることはたくさんあるけど、だからこそ笑って過ごしたり、一生懸命自分の心情と戦っている女の子として存在できてたらいいなあ」と役柄について語り、「お芝居している時は苦しくもあったけど、楽しい時間もいっぱいありました」と撮影を懐かしんだ。
そんな役に真摯に向き合った永野を北村は絶賛。「屋上でのシーンで、本番でもテストでもない、段取りという立ち位置を確認する場所で芽郁ちゃんはすごく熱い演技をしていた。僕もそれにつられて一緒に泣けるシーンを演じて、終わって周りを見たら(段取りなのに)スタッフさん皆が号泣していた。監督は常に号泣していた」と振り返った。
台本を読んだ時から泣けたという及川は「とくに僕は、まみずが抱き寄せて音を聞かせるシーン。ここまでしか言えないけど、あそこはグッときた」とネタバレしないように見どころを紹介していた。3月15日公開。