福田こうへい、完全復活「声もバンバン出ます」
2018/12/10
先月23日に吐血し、「急性胃粘膜病変にともなう黒色吐物」と診断され、入院加療していた歌手・福田こうへい(42)が10日、東京・浅草公会堂でコンサートを行った。療養後、仕事復帰はしていたが、ファンを前にしたコンサートはこの日が初めて。昼公演後、復帰会見を行った。
福田は「今は前と同じくらい、いい状態。声もバンバン出ます」と完全復活をアピール。入院中は歌えないもどかしさがあり、ファンに向け「かなり心配をかけて申し訳ない。早く復帰して歌いたいなと思っていた」と心境を告白した。
11月初旬から不調を感じていたといい、同23日に福島・白河市で開催したコンサートの昼公演後に大量吐血。「公演直後に水分を取りすぎたなと感じて、具合が悪くなり洗面所に行ったら、コップをこぼしたくらいの、血が混じった感じの茶色のが出ました」と振り返った。急きょ同日夜公演を中止し、同市内の病院で診察を受けたところ、噴門部と呼ばれる食道と胃のつなぎ目に亀裂が見つかった。25日には生放送の番組で3曲を歌ったが、その後、拠点としている岩手・盛岡市内の病院に入院。今月1日に退院し、5日まで自宅で療養していた。6、7日に千葉県内で招待客向けの公演を行い、8日は都内で「日本作詩大賞」の生放送にも出演した。
亀裂に至った原因は分かっておらず、「腹式呼吸で圧迫したことで炎症を起こしたのかな」。再発についても「分からないです」と困惑したが、「医師からは『無理な発声をしないように』と言われている」と説明した。