川栄、撮影中は「役作り」と称して連夜の飲み会
2018/10/21
元AKB48の女優・川栄李奈(23)が21日、都内で行われた初主演映画「恋のしずく」(瀬木直貴監督)の公開記念舞台あいさつに登壇した。
農大に通い、ワインソムリエを目指し勉強中の女子大生(川栄)の成長物語。日本酒嫌いだが、東広島の老舗酒造へ実習に行くことになり、そこで出会った“幻の日本酒”がきっかけで生まれる心境の変化を描く。
初主演について、「うれしい気持ちより、悔しいという思いが強かったけど、公開できてうれしい」と振り返った。公開日の昨21日のちょうど一年前にクランクインしたといい、「一年があっという間で、見てもらえるのが楽しみ」と屈託のない笑顔を見せた。
アドリブのシーンも多く、瀬木監督から「カットをかけたくない。ずっと芝居を見ていたい、すてきな女優さん」と絶賛され、照れ笑いを浮かべた。しかし、キャスト陣は撮影中に“自主トレ”と称し、毎晩飲みに行っていたことを暴露されると「いろんな種類の日本酒を飲んで…。役作りです!」と必死に言い訳していた。
今年2月に急逝した俳優の故・大杉漣さんも蔵元役で出演。同作が遺作となったが、瀬木監督は「多くの方に映画を見てもらうことが、弔いになる」と呼びかけた。