京本「時代劇を次の世代に」
2018/09/17
俳優の京本政樹(59)が17日、東京・千代田区の神田明神で「魂の時代劇」をテーマにトークショーを行った。昨年9月に創刊した時代劇漫画誌「COMIC魂」が1周年を機に月刊誌化されるのを記念して企画されたイベント。京本は、同誌の人気連載「新女苦道伝れい」に協力、新キャラクターの原案にも携わった。
「必殺仕事人」など、数々の時代劇に出演してきた京本だが、テレビで時代劇が放送される機会が少なくなっている現状にかなり危機感を募らせている様子。「心配になるのは、スタッフが、メイクなど細かいポイントについて知らなくなったこと。これは重要な問題です」と、真剣な表情で訴えた。
トークショーでは、師匠の故・大川橋蔵さんとの思い出など、1時間以上にわたって語った。今後も同誌に積極的に協力していくことになっており、「自分たちが勉強してきた時代劇を次の世代に残せるよう努力していくつもりです」と、熱く語っていた。