草笛光子、26歳の時の結婚秘話明かした
2018/08/11
女優の草笛光子(84)が10日夜に放送された民放のバラエティー番組「ぴったんこカン☆カン」で過去の結婚を振り返った。
26歳の時に一度だけ結婚。お相手は、当時既に亡くなっていた小説家・芥川龍之介氏の三男。作曲家の芥川也寸志氏(63歳没)だったという。2人の関係を「遅過ぎた春」と表現し、結婚を決意した時の秘話を明かした。
1959年、オペラ「火刑台上のジャンヌ・ダルク」で主演した際、後の姑が1人で観劇後、楽屋を訪ねてきたという。也寸志氏との交際は公認だったようで「『光子ちゃん。あなたもこんなにいい舞台をやれたんだから、もう(お嫁に)来て下さってもいいんじゃない』ってちょっとホロホロッとして言って下さって、私も楽屋でホロってしてしまって。これはバブちゃん(姑のニックネーム)のために、1回は(お嫁に)行かないといけないかなと思った」と振り返った。
嫁入り前に、自身の祖父母、母親へあいさつをする際、涙をこらえるあまり「ちょっと行ってきます」と言ってしまったことを軽妙な口調で明かした。「本当にちょっと行って帰って来ちゃったの。(結婚生活は)1年9ヵ月。そんなこと言うもんじゃないわね~」と笑い話にして、トークを盛り上げた。