【訃報】西條遊児さん、放送局で…
2018/02/13
関西で人気を博し、93年に亡くなった漫才師、放送タレントの西条凡児さんの息子でタレントの西條遊児(さいじょう・ゆうじ、本名・河内武夫=かわち・たけお)さんが12日、心筋こうそくのため亡くなった。80歳だった。
遊児さんはラジオ関西で「三上公也の情報アサイチ!」(月~木曜、午前6~10時)の月曜日のコメンテーター。13日の番組で報告され、HPにもアップされた。
12日午前10時前、同局の社屋内で倒れているところを発見され、搬送先で死亡が確認された。パーソナリティーの三上公也は「悲しいお知らせをしなければなりません。西條遊児さんがきのう、急逝されました。振替休日だったのですが、いつも通りに局に向かわれていたんです。きのう“遊児さんが来ておられませんね”って話したんですが、家族から普段通りに出たとは聞いていたんですが…。その後(局のある)ビル内で発見され搬送されました」と経緯を説明。番組スタッフは放送後、病院に向かったという。
三上は「優しくて控え目で、20歳年下の私にも敬語を使っていた。まさに紳士」と人柄を紹介。「ご遺族から“大好きなラジオ関西で生涯を終えられたことを本人は喜んでいるでしょう”と言われてぐっと来た」と涙声で報告した。