砂羽「私の核の部分は乙女」
2017/10/28
女優、鈴木砂羽(45)が28日、神戸市内で行われた「第14回新開地映画祭」のトークショーに出演。主演作「お前の母ちゃんBitch!」(2010年公開)上映後、原作・監督を務めた作家の内田春菊さん(58)と登壇した。
“ラブ&エロス”をテーマにした異色の映画祭で、同作は女性限定で上映。内田さんは「製作費350万円、4日間で撮った。本当に天才的な砂羽ちゃんのおかげ」と振り返り、奔放な人妻を演じた鈴木は「昨今不倫は大騒ぎになっちゃうけど、映画のファンタジーに倫理観を持ち込むのはナンセンス。アクターとして楽しんでやりました」。
自身の恋愛観を聞かれると「私の核の部分は乙女なんだけど、外側を鋼鉄で覆っているので若い男の子にはビビられる(笑)。核までたどりついた勇者とだけ(恋愛)できる。前の旦那さんがそうでした。結婚は解消したけど今も仲良く一緒にいますよ。ここだけの話ね」と舌も滑らか。
今年9月、初演出を務めた舞台「結婚の条件」で女優2人が、稽古中鈴木に土下座を強要されたとして初日2日前に降板する騒動についても触れ「いろいろとお騒がせしました。身をもって潔白を証明したい気持ちはいっぱいですが、今回のことですごく勉強になった。自分の中で情熱がある限り、これからもおもしろい仲間を集めてやっていきますよ」と宣言。
会場から「がんばってー」と声援が飛ぶと「けっこう平気なので大丈夫ですよ」と笑顔で応酬した。同映画祭は7年ぶり2度目の参加。「ステキな映画祭に、また呼んでいただいてありがとうございます」とゴキゲンだった。