小坂忠が「S字結腸がん」などを報告
2017/09/12
8月5日に胆嚢(たんのう)炎の治療で入院すると報告していたシンガー・ソングライターの小坂忠(69)が、ステージ4のS字結腸がんなどの手術を受けていたことが分かった。
公式サイトで経過を報告した。
「急性胆嚢炎で入院しましたが、検査で見つかったのはS字結腸がん(st4)。その後、胃がんも見つかり、(8月)31日は3つの消化器臓器の切除・摘出手術でした」と、10時間にも及ぶ大手術だったことを報告した。
「1ヵ月間の完全断食でしたが、その間、痛みもなく平安を守られました。家族も同様でした。クリスチャンや教会、友人や海外からの祈りの支えです。今後は各臓器の機能回復と他への転移の検査や合併症の予防など、入院・闘病生活が続きます」と、周囲の祈りに支えられたと感謝した。
当初、復帰を目指していた9月23日の「中津川 THE SOLAR BUDOKAN 2017」はキャンセル。「出演等にご迷惑をおかけしますがご容赦ください。1日も早く元気な姿で歌えるよう養生いたします」と誓っている。
小坂は東京生まれ。1966年、ロックグループ「ザ・フローラル」でデビュー。後に細野晴臣、松本隆らとともにバンド「エイプリル・フール」を結成。私生活では76年にクリスチャンに。