東ちづる、映画初プロデュースで「無我夢中」
2017/07/04
女優の東ちづる(57)が4日、都内で初プロデュースした映画「私はワタシ」(増田玄樹監督)の上映会&記者会見を行った。
セクシャル・マイノリティーの人たちの言葉を収めた記録映画で、自身が理事長を務める“まぜこぜの社会をめざす”をテーマにした一般社団法人「Get in touch!」の活動の一環として製作した。
「第26回レインボー・リール東京~東京国際レズビアン&ゲイ映画祭~」で上映される。3年前に訪れた同映画祭で、「誰にでも分かる映画を作ってほしい」と頼まれたのを機に一念発起。セクシャル・マイノリティーの知人150人ほどの中から45人をキャスティングし、約1年半をかけて製作した。初挑戦の大仕事に「無我夢中でした。お金集めも。でも、映画って完成してからが大変なんだなと。これからクラウドファンディングも呼びかけようと思っています」と奔走中で、一般公開は未定。次作の企画にも取り掛かっているが「プロデューサーは他に立てて、製作側に回ろうかなぁ」と苦悩をにじませた。
同作には、ピーターこと俳優の池畑慎之介、タレントのはるな愛ら著名人も出演。上映は17日、東京・港区のスパイラルホールで。