神木の「正座がキツかった」に羽生三冠も同感
2017/03/27
4月22日に後編が公開される映画「3月のライオン」(大友啓史監督)の公開記念イベントが26日、都内で行われた。参加したのは、桐山零役の神木隆之介(23)、二海堂晴信役の染谷将太(24)、松本一砂役の尾上寛之(31)。プロ棋士からは羽生善治三冠、引退が決まった加藤一二三九段、原作漫画と映画の将棋監修を務めた先崎学九段、中学生プロ棋士で話題の藤井聡太四段。1日限りのリアル対局として、神木&尾上コンビが2枚落ちの加藤九段と対戦。コンビは3手ごとの交代制の上、解説者の佐藤天彦名人に3回アドバイスを聞くことが許される特別ルールで実施されたが、加藤九段が本領発揮で圧勝した。
対局前には俳優陣と羽生三冠がトーク。神木が棋士役で苦労したことを「正座がキツかったです。慣れなくて」と打ち明けると、羽生三冠は「棋士もきついです(笑)」と意外な本音。「気合が入った時や“この一手”と言う時に佇まいを正して正座で指すことが多い。その後は胡坐(あぐら)になっていることもあるんですよ」と舞台裏を明かす一幕もあった。