【訃報】チャンス青木さん、「ナイツ」で話題に
2016/12/06
お笑いタレントで、漫才協会の理事を務めたチャンス青木さんが先月29日に死去していたことが分かった。72歳だった。
漫才協会によると、先月22日、東京・浅草公会堂で行われた「漫才大会」に出演していたが、同26日に体調を崩し、29日、都内の自宅で亡くなったという。葬儀・告別式は近親者で行った。「お別れの会」は来年2月、「W一門」が中心となり執り行う予定。
青木さんは熊本県出身。大学卒業後、一般企業に就職したが、1972年に「Wけんじ」の故・宮城けんじさんに弟子入りし、77年に斎藤チャンスと「Wチャンス」を結成。83年にコンビ解消後はピンで活動していた。2002年~15年まで漫才協会の理事を務めた。漫談からの選出は青木さんが初めてだった。演芸場が主な活動の場で、テレビ出演はほとんどなかったが、“浅草の師匠”の代表格として、お笑いコンビ「ナイツ」のトークネタにたびたび登場。若手指導役として、後輩からの信頼も厚かったという。