【訃報】あの映画「クロウ」発砲事故の俳優逝く
2016/10/29
米アクション映画「リトルトウキョー殺人課」で知られる米俳優マイケル・マッシーさんが20日、亡くなっていたことが分かった。61歳だった。俳優アントニー・ドロン(52)がインスタグラムに投稿したことを受け、メディアが一斉に報じた。
マッシーさんは93年、出演していた映画「クロウ/飛翔伝説」撮影中の銃撃シーンでのアクシデントが有名。無法者役のマッシーさんは、スタッフが用意した撮影用空砲で撮影に臨んでいた。しかし、空砲の火薬が爆発した際に銃身内の弾頭が発射され、共演していた中国系米国俳優ブランドン・リーさんの腹部に当たり、リーさんは事故死した。リーさんは、“伝説の空手俳優”ブルース・リーさんの長男で、28歳の若さだった。
当時、マッシーさんは37歳だった。同作はCGなどで完成にこぎつけた。事故後、ショックで1年間休業した。
他の代表作に「キャットウーマン」(04年)。