千、入院中の松方に酒とタバコを注意していた
2016/03/01
歌手の千昌夫(68)、小林旭(77)らが1日、東京・中野サンプラザで「夢コンサート」を開催し、昼の部終演後に行った囲み会見で、脳腫瘍の治療専念のため急きょ降板した松方弘樹(73)について語った。松方は先月13日、インフルエンザのために夢コンを休演。千は同15日に松方の入院を聞いてすぐに電話し、本人と会話をしたという。「2~3日前、寒かっただろう。寒気がして、ちょっとフラっとしたから救急車呼んだんだけど、たぶんインフルエンザだと思う」と口調は元気そうだったとか。その後の検査で脳腫瘍が見つかり、転院。千は「それから10日も経たないで、こういうことだったから」と驚きを隠せない様子だった。直接会ったのは、同8日の兵庫・姫路、赤穂市公演で共演したのが最後だが、7日に岐阜から新幹線で移動する際は「(松方さんは、お酒を飲み)真っ赤な顔で、グリーン車の中を行ったり来たりして、こっちは眠たいのに元気だった」と振り返った。松方は、お酒もタバコも愛飲しており、千は「松方さんももう74歳になるんだから、どっちか1つにしたら」と助言したところ、松方は「(タバコは)3本にしたから。1日3本」と明るい口調で答えたという。
74年に映画「仁義なき戦い 頂上作戦」で共演して以来、40年来の親交がある小林は、「俺らの時代の俳優は、カッコ付けだから。梅宮(辰夫)にしても、今歩行器を使っているんだろ?みんな痛ぇとか痒ぃとか言わねぇから。(松方には)焦らず、急がず、ゆっくりと!人生まだこれからも続くんだから。元気になって出てきて欲しいですよ」と旧友にエールを送った。
同公演関係者によれば、松方は25日に生体検査を受けてから無菌室に入っており、家族などの近親者しか面会できない状態だが、担当マネジャーからは、会話も食事もできていると報告を受けているという。