沢田「会いたい」訴訟、作詞家は「歌わせない」
2015/01/21
歌手・沢田知可子(51)のヒット曲「会いたい」の歌詞を無断で変更しアルバムを発売したとして、同曲を手掛けた作詞家・沢ちひろさんがCD販売元と沢田の夫で所属事務所代表の小野澤篤氏を相手取り200万円の損害賠償を求める訴訟の第1回口頭弁論が20日、大阪地裁で行われた。沢田側は書面で請求棄却を求めたという。同日夜には小野澤氏が公式HPで訴訟について、沢田自身は被告ではないこと、替え歌の件は訴状に含まれていないことを説明した。沢さんはアルバム収録曲「会いたいwith INSPi」が「『会いたい』の歌詞とタイトルが改変されたもの」と主張し、昨年11月、著作者人格権侵害で訴えていた。沢さんは先月、テレビ朝日「モーニングバード!」の取材に対し「怒りで訴えたわけではない。作詞家の権利を守るつもりで提訴した」と話していたが、口頭弁論後は「私の中で何かが壊れました。作詞家の権利を行使して歌わせないつもりです」とコメントした。