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大平貴之

大平貴之

プラネタリウム・クリエーター

テレビ朝日1月22日(水)・29日(水)

大平貴之

今回の表現者は、プラネタリウム・クリエーター 大平貴之(おおひらたかゆき)。2004年に発表した光学式プラネタリウムが「(当時)映し出せる星の数世界一」としてギネス記録に認定され、今では世界の名だたるプラネタリウムに導入されている。今回、大平は黒い板の上に28本のLED電球がついた棒とのぞき穴を設置、「星空の立体模型」をつくった。普通のプラネタリウムにはない体験ができるものだという。

大平貴之

「のぞき穴が地球の位置ですね。ここに目を合わせてみるとなにか見えると思います。」
部屋の照明を落とし、のぞき穴から見ると…またたくオリオン座が。
「少しでも見る位置が変わると星座の形がわからなくなってしまいます。見る角度を変えると全く違った姿に見えてくる。」
宇宙での星の見え方を再現した今回の表現。大平は日常の物事も広い視野で見つめ直してほしいと考えている。
「ピンポイントの点からしか見てないんですよ、私たちは。客観的にいろんな角度から見ることができるようになれば世の中はもう少し幸せにできるんじゃないかなって思います。」

BS朝日2月17日(月)

大平貴之

個人製作は不可能と言われたレンズ式プラネタリウムを大学生の頃に開発した大平。今では世界の名だたるプラネタリウムに導入されている。そんな大平が「プラネタリウム」に出会ったのは10歳のとき。地上では見たことのない満天の星に衝撃を受けたという。
「プラネタリウムそのものを自分で作りたくなって、最初は蓄光塗料を紙に塗ってそれを細かく刻んで、星を作った。」
大学でプラネタリウム作りに必要な知識を独学で習得し、社会人になってからもプラネタリウムを作り続けた大平。1998年、国際大会で発表した「MEGASTAR」は世界を驚愕させた。

大平貴之

「オープニングセレモニーで話しかけられて、『それはどのくらいの星の数を映すんだ?』って聞かれて『ワンミリオン』って言ったら、『パードゥン?』って言われたのを覚えています。普通は多くても3万個くらいですから。」
現在大平は、宇宙を身近に感じてもらいたいという思いから、「MEGASTAR」を使った星空のイベントを日本各地で開催している。
「人々から反応が返ってくる時から、ある意味自分だけのプラネタリウムじゃなくなるわけですよ。多くの人の意見とか反応を受けて、軌道修正して。そういう刺激を受けて新しい発見をし続けてきたような気がします。」