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中島健太

中島健太

画家

テレビ朝日8月21日(水)・28日(水)

中島健太

今回の表現者は、画家・中島健太(なかじまけんた)。美術大学在学中にプロデビュー。写真のようにリアルな作風で、ベッキーや瀬戸内寂聴など女性をモデルにした作品も多い。現在まで500点を超える作品を発表、そのすべてが完売している。今回中島は自らのイメージをもとに、白い壁に直接絵を描いた。
「普段は写真を見て、それを丁寧におこしていくようなイメージで描いていますね。」

中島健太

テーマに選んだのは「海」。何もない真っ白な空間に、窓から見える風景のような海を描いた。この絵を見た人の、海に関する記憶の再生装置になればと中島はいう。
「芸術って高尚なものじゃなくて、なんかもっと日常の延長線上にあって楽しんでもらえるものだっていうことを主張できたらいいなっていうふうに思っています。」

BS朝日9月16日(月)

中島健太

幼いころからスポーツが好きで、高校時代はアメフト部のキャプテンまで務めたという中島。そんな体育会系青年だった中島が美術を志したのは、高校の美術教師との出会いがきっかけだった。
「授業中は『自由に描いてて』とか言って、先生は本とか読んでいたりするんですよ。なんだ、このゆったりした生き方は?って思って。絵描きになりたいというよりは、そういう人になりたいと思ったんですよね。」

中島健太

一浪後、武蔵野美術大学に進学するも半年後に父が他界。経済的に自立することを余儀なくされた。ひたすらに「絵」を追求し続け、大学3年のときに初めて絵が売れた。その後、日本で最も権威のある展覧会の一つ「日展」において、最も優秀な作品に与えられる特選を二度も受賞。20代にして日本を代表する画家のひとりとなった。
「絵って空間に窓を作る仕事だと思っていて。普段は壁しかない場所に、新たな風景が見えるだけで、普段の部屋っていうのが豊かになるじゃないですか、それができるっていうのが歓びですね。」