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操上和美

操上和美

写真家

テレビ朝日8月7日(水)・14日(水)

操上和美

今回の表現者は、写真家・操上和美(くりがみかずみ)。これまで、名だたる俳優やアーティストたちのポートレートや映像を手掛け、昨年は木村拓哉の娘であるモデルのKokiを撮影したことも話題となった。今回操上は、白い空間に大量のペットボトルを投げ入れる映像を撮影。さらに、そのペットボトルを大きな網で拾いあげて背負い、セルフポートレートを撮った。
「セルフポートレートは、人生の軌跡みたいなものです。悩んでたら悩んだ顔でしか写らないし、面白いですね。」

操上和美

折にふれ、セルフポートレイトを撮りためてきた操上。休暇で訪れた海で見たたくさんの漂流ゴミ(ペットボトル)から着想を得たという、今回の表現。日常でも道端のゴミに美しさを見出して持ち帰り、スタジオで撮影することもあるそうだ。
「その辺に落ちているものでも、きれいだって思うから拾うんですよね。面白いと思うから。どんなものでも可能性をもっているということに興味がいけば、自分の生き方が楽しくなると思って。僕は日々そんなことをやっているんです。」

BS朝日9月2日(月)

操上和美

1960年、24歳で上京し、写真の専門学校に進んだ操上。きっかけは写真家ロバート・キャパが撮影した戦場写真だった。
「写真家になると旅に行けるんだって。好きなところに行けるんじゃないかっていう、その感動と同時に触発されて。」
キャリアを重ね、1975年に広告賞を受賞。様々な出会いを経て、ポートレートを多く撮るようになる。
「ポートレートはやっぱりその人に対する思い入れや愛おしさがないと撮れない。だからその人の作品も見るし、小説も読む。必ずその人のことを頭に叩き込んでから行きます。」

操上和美

『人間の顔は絶景である』―撮影とは被写体とのセッションだという操上。しかし最近、物を撮ることに興味があるという。
「面白いものって自分の感覚をオープンにしておかないと、見つけられない。例えば鳩が上にいてウンチがバーっと落ちてると。スマホで撮って、コントラスト付けたりすると、ジャクソン・ポロックの絵みたいになるんですよ。そういう可能性を持ってるってことに興味が行けば写真も撮れるようになるし、楽しいですよね。」