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流 麻二果

流 麻二果

アーティスト

テレビ朝日6月26日(水)・7月3日(水)

流 麻二果

今回の表現者は、アーティスト流麻二果(ながれまにか)。「色彩の作家」と称され、港区立麻布図書館などの空間における色彩監修や、海外のファッションブランドとのコラボレーションなど多岐にわたって活動。今回、流は大きな白い布と絵の具を用意した。自分が思う『日本の色』を作るという。
「それぞれの方にとって『日本の色』というのはあるので、まずは考えるきっかけを持ってもらえたらなと。」

流 麻二果

流は10枚の布に1色ずつ異なる色を塗った。そして出来上がった10枚の布を重ね、ライトの光を当てる。その中心部分に、10枚分の色を重ねた複雑な『色』が浮かび上がった。
「私が思う『日本の色』というのは、光や影を味方につけて、たくさんの色の重なりの中で見えてくる一言では表せない色。」
なぜ『日本の色』を作ろうと思ったのか。
「自分にとっての色を考える時間を持つことで、違う考え方を持っている人や違う環境にいる人たちのことを理解して、多様性を認めるってことに広がっていくといいなと思います。」

BS朝日7月15日(月)

流 麻二果

流が育ったのは、父である彫刻家・流政之のアトリエがある香川県。身近に山や海、そして父の作品がいつもある環境だった。
「父がなんでも色を塗ってしまったりするので、ビビッドな色が溢れている家の中だったり、洋服なんかもニュートラルな色のものは着なかったりとか。すごく豊かな色彩で育つ環境にありました。」
芸術的センスは自然に磨かれていた。そして中学生の頃に油絵と出会う。
「一目ぼれに理由がないみたいな感じですね、本当に楽しいって思いました。本当に衝撃的な出会いでした。」

流 麻二果

『自分だけの表現方法』を模索するうち、自分の色の出し方や使い方が一つの個性として打ち出せることに気づいた流。人の姿や風景など、目にした印象を組み合わせ、色で表現するという独特のスタイルを生み出した。今回、表現するのは流が思う『日本の色』。そこに込めた思いとは…
「自分の色を出すっていうことですかね。いろんな肩書きとか要素を一回取っ払って一人の人間として考えたときに、型にはめない表現を生活の中でもみんなしたらいいと思いますし、私自身もそういう風にできたらいいなと思っています。」