後藤映則

後藤映則

アーティスト

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テレビ朝日4月3日(水)・10日(水)

後藤映則

今回の表現者は、アーティスト・後藤映則(ごとうあきのり)。「メディアアート」の分野で活動、2018年にはメディアアート界で最も権威のあるアルス・エレクトロニカ賞で入賞を果たした。今回、後藤はゴムひもと照明を使い、高さ2メートルもの作品を作るという。
「真ん中に細い光が当たると人が歩いている瞬間が浮かび上がります。」

後藤映則

後藤は組み立てた大きな木の枠に100本のゴムひもを張り、その木枠を回転させた。そして回転しているゴムひもの一部に光をあてると、人が歩いている瞬間が浮かび上がり、回転に合わせて徐々に分解され、また浮かび上がるというのがゆっくりと繰り返された。
「光の点が集まってきて、とある瞬間を映しだす。光の点には人との出会いという意味もあるかもしれない。その瞬間瞬間というのは色んなものが集まってきて、奇跡的に組み合わさって出来ているものだなと感じる。様々な要素が重なり合って今が生まれていると思っています。」

BS朝日4月15日(月)

後藤映則

「メディアアート」の若き旗手としていま、世界から注目されている。絵は上手だが内気な少年だった後藤。美大在学中、図書館でふと手に取った本に影響を受け、メディアアートへの道を進みはじめた。「電子工作とかほとんどやる人がいなかったし、面白みを見つけた。そういう手法を突き詰めた方が自分の場合はいいのかなって思ってその方向に行ったっていう感じですね。」

後藤映則

これまで、先端の技術を駆使して作品を生み出してきた後藤。しかし今回、あえて、設計図以外は全て手作業というアナログな作品に挑戦した。
「パソコンでパチっと押せば簡単に100本並ぶんですよ。でも、実際に糸を張ろうとすると1時間かかる。そこに凄くデジタルにはない意味があるのかなという感じがします。予期せぬことが起きたりとか作品が自分の想像を超えてきたりとか。決して最短でたどり着かない方法の方が僕は面白いことになるんじゃないかと思います。」