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尾上右近

尾上右近

歌舞伎俳優

テレビ朝日8月8日(水)・15日(水)

尾上右近

今回の表現者は、歌舞伎俳優・尾上右近(おのえうこん)。漫画「ワンピース」の歌舞伎で主役に抜擢された、26歳の新鋭。歌舞伎では通常、歌は清元(きよもと)と呼ばれる歌い手に任せ、役者は踊りに専念するが、尾上は歌いながら踊るという初の試みに挑む。
「は~苦しい。もう一回やって良いですか?」
大粒の汗を額に浮かべながら、もう一度。
「自分が恥をかく分には良いけど、お許しを得た先輩方に恥をかかせる訳には絶対いかない。でもそれが自分にとっての力になるし、やる覚悟ができた理由なのだと思います。」
のしかかる重圧の中、なぜ、あえて挑戦したのか。

尾上右近

「何かやる事に責任が伴うというのは皆さん変わらないと思うんです。最終的には自分がやりたいかやりたくないか。それならやりたい事はやる主義で貫いて生きていきたいと思っています」

BS朝日9月3日(月)

尾上右近

名優と謳われた六代目・尾上菊五郎を曽祖父に持つ26歳の歌舞伎俳優・尾上右近。一方で、歌舞伎の舞台などで唄われる江戸浄瑠璃の一つ、清元の宗家に生まれ、今年、家元を襲名した。役者と唄い手の二足の草鞋は、歌舞伎400年の歴史で初めてのことである。そんな右近がさらに歌舞伎界初の試みに挑んだ。演目は、歌舞伎十八番の一つ「助六」。師匠や先輩たちの許しを得て実現した今回の表現。
「僕にしかチャンレンジできない事が唄って踊る事だと思った。」と言う。

尾上右近

曽祖父が演じた「春興鏡獅子」がきっかけで歌舞伎俳優になった右近。20代前半のうちに鏡獅子を踊ってみたいという気持ちを捨てられず、自主公演という形で鏡獅子にも挑戦した。
「とにかくやってみて考えれば良い、それによって何かが強くなった部分もあるし、多少の失敗はこれからの糧になると思うので、死ぬ気でやっていこうぜっていうメッセージは発信したいなと思います。」
責任と情熱を原動力に尾上右近はこれからも挑戦を続ける。