映画「秒速5センチメートル」

6月21日(金)放送

  • 映画「秒速5センチメートル」

どれほどの速さで生きれば、きみにまた会えるのか。

イントロダクション

2007年公開 本編・約63分
誰もが通り過ぎゆく日常をすくい取った、切なくも美しいラブストーリー。 『桜花抄』、『コスモナウト』、『秒速5センチメートル』からなる連作アニメーション。

あらすじ

小学生のタカキとアカリは、特別な想いを抱きあう中。しかし卒業と同時に、アカリの引越しにより離れ離れになってしまう。中学生になり文通を重ねる2人だが、今度はタカキも鹿児島への転校が決まる。引越す前にアカリに会おうと、大雪の中タカキはアカリの元へ向かうが…。時は過ぎ、種子島で高校3年生になったタカキは、同じクラスのカナエに好意を寄せられながらも、ずっと遠くを見つめていた。カナエにとってタカキは、一番身近で、遠い憧れだった。やがて東京で社会人になったタカキは、仕事に追われ日々輝きを失っていく街並みを前に、忘れかけたあの頃の記憶に想いを巡らせる。

スタッフ

監督・脚本・絵コンテ:新海誠
作画監督・キャラクターデザイン:西村貴世
美術:丹治匠、馬島亮子、新海誠
音楽:天門
主題歌:「One more time, One more chance」山崎まさよし

登場人物

遠野貴樹(タカキ):声・水橋研二
篠原明里(アカリ):声・近藤好美/尾上綾華
澄田花苗(カナエ):声・花村怜美
ほか

映画「星を追う子ども」

6月22日(土)放送

  • 映画「星を追う子ども」

それは“さよなら”を言うための旅。

イントロダクション

2011年公開 本編・約116分
色鮮やかな世界を駆けていく少女が知る、「喪失」と「祝福」───。
それは、“さよなら”を言うための旅。新海誠が贈る本格ジュブナイル・アニメーション。

あらすじ

ある日、父の形見の鉱石ラジオから聴こえてきた不思議な唄。
その唄を忘れられない少女アスナは、地下世界アガルタから来たという少年シュンに出会う。2人は心を通わせるも、少年は突然姿を消してしまう。「もう一度あの人に会いたい」そう願うアスナの前にシュンと瓜二つの少年シンと、妻との再会を切望しアガルタを探す教師モリサキが現れる。
そこに開かれるアガルタへの扉。3人はそれぞれの想いを胸に、伝説の地へ旅に出る―。

スタッフ

監督・脚本・絵コンテ:新海誠
作画監督・キャラクターデザイン:西村貴世
美術監督:丹治匠
音楽:天門
主題歌:「Hello Goodbye & Hello」熊木杏里

登場人物

渡瀬 明日菜(アスナ):声・金元寿子
シン/シュン・クァーナン・プラエセス:声・入野自由
森崎竜司(モリサキ):声・井上和彦
ほか

映画「言の葉の庭」

7月11日(木)放送

  • 映画「言の葉の庭」

“愛”よりも昔、“孤悲(こい)”のものがたり。

イントロダクション

2013年公開 本編・約46分
“デジタル時代の映像文学”で世界を魅了する新海誠が描く、愛に至る以前の孤独──。万葉集の一篇から始まる“孤悲(こい)”の物語。

あらすじ

靴職人を目指す高校生・タカオは、雨の朝は決まって学校をさぼり、公園の日本庭園で靴のスケッチを描いていた。ある日、タカオは、ひとり缶ビールを飲む謎めいた年上の女性・ユキノと出会う。ふたりは約束もないまま雨の日だけの逢瀬を重ねるようになり、次第に心を通わせていく。居場所を見失ってしまったというユキノに、彼女がもっと歩きたくなるような靴を作りたいと願うタカオ。六月の空のように物憂げに揺れ動く、互いの思いをよそに梅雨は明けようとしていた。

スタッフ

監督・脚本・絵コンテ:新海誠
作画監督・キャラクターデザイン:土屋堅一
美術監督:滝口比呂志
音楽:KASHIWA Daisuke
エンディングテーマ:「Rain」 作詞・作曲:大江千里 ©1988 by Sony Music Artists Inc.
歌:秦 基博

登場人物

秋月孝雄(タカオ):声・入野自由
雪野百香里(ユキノ):声・花澤香菜
ほか

プロフィール

新海誠 新海誠
1973年生まれ、長野県出身。アニメーション監督。2002年、個人で制作した短編作品「ほしのこえ」でデビュー。以降『雲のむこう、約束の場所』『秒速5センチメートル』『星を追う子ども』『言の葉の庭』を発表し、次世代の監督として、国内外で高い評価と支持を受けている。2012年、内閣官房国家戦略室より「世界で活躍し『日本』を発信する日本人」として感謝状を授与される。2016年8月に全国公開された最新作『君の名は。』は、国内動員数1900万人を突破し、世界中でも大ヒットを記録。最新作「天気の子」は7月19日公開。