STORYストーリー

2023年9月12日(火)よる9:00~

最終回

 小原樹(織田裕二)たちの前で「いつか執行官になりたい」と、重大な決意を明かした吉野ひかり(伊藤沙莉)。室長の日野純二(勝村政信)らに現実的な厳しさを説かれる中、小原だけは自分の決断を喜んでくれるのでは、と思っていたひかりだったが、その予想に反し、小原からも「勧める自信はない」と言われてしまい…?

 そんな中、小原のもとに「子どもの連れ去り」という、執行官の仕事の中で最も難しいと言われる事件が舞い込む!
 娘の碧唯(小野井奈々)と愛犬を連れ、黙って家を出てしまった夫の興津大輔(福士誠治)に対し、「子どもの引き渡し」を求める仮処分の申し立てをしていた妻の凪咲(佐津川愛美)。家庭裁判所はすぐに引き渡しの判決を出したものの、大輔側がその決定に従わなかったため、子どもを”直接強制”、つまり「碧唯を執行」し、凪咲のもとに連れ戻す、という事件である。
 凪咲本人と弁護士の串木田克子(堀内敬子)の希望もあり、自ら志願してこの事件に執行補助者として協力することになったひかり。子どもを執行するということに心を痛めていると、案の定小原から「そんなデリケートなハートで執行官なんかなれるか」と言われてしまう。
 そんな中、大輔が栗橋祐介(中島健人)の大学の先輩だということが判明する! 栗橋が大輔から聞いていた話と、凪咲が裁判所で話した内容にあまりにも違いがあったため、不安を抱えながら執行当日を迎える小原たちだったが、想定外の出来事が発生し、小原はショックを受けてしまう…!

 執行官を目指したい、という新たな夢を見つけたひかり。果たしてその思いは小原に届き、夢を応援してもらうことはできるのか? そして「最も難しい執行」と言われる子どもの引き渡し執行は、無事落着することができるのか?衝撃の最終回!