STORYストーリー

2023年8月1日(火)よる9:00~

第4話

 小原樹(織田裕二)から【執行官】という仕事に対する思いを聞いた吉野ひかり(伊藤沙莉)。人の人生の極限状態に向き合い続ける現場に「胸がざわざわ」してしまったひかりは、これっきりで《執行補助者》の仕事を辞めたいと打ち明けるが、小原は「その心は執行に大事なものなのではないかと思う」と話し、「気が向いたらまたざわざわしよう」と言い残して、立ち去っていく。
 程なくして、ひかりが住むアパート『サニーハイツ青柳』の空き室に、執行官室事務員の栗橋祐介(中島健人)が引っ越してくる! 銀行員だった栗橋がなぜ今の仕事に就いたのかを聞いたひかりは…?

 その頃、小原は2人の保育園児を持つシングルマザー、山家佳菜江(さとうほなみ)の執行に向けて調査を進めていた。
 美しくも怪しい佳菜江の所在がなかなか掴めず、さらには立会人の須賀川悟(モロ師岡)が現場に来られないと聞いて途方に暮れていた小原の前に、大きな犬を連れたひかりが現れる。「もう少し執行官の仕事を知ってみたい」という言葉に、天にも昇る気持ちになった小原は、ひかりを今回だけ特別に《立会人》として、佳菜江の執行の現場に連れていくことに!
 佳菜江の娘のミナとナナを使って家まで案内させたことに心苦しさを感じつつも、自宅の金品の差し押さえを開始する小原。一方のひかりは、佳菜江から借金をすることになってしまった経緯を聞き、なぜか共感を…。小原は美しい佳菜江に心が揺らぐも、実はとんでもない嘘つきママであることが分かり…!?さらに差押え品の売却期日にまさかの事態が起こってしまう…!