12月21日放送 「12月通り　25番地」

作　者：ヘレン・ウォード　作
ウエイン・アンダースン　絵
岡田　淳　訳
出版社：BL出版

ひとりの女の子がプレゼントを探していました。贈りたいあの子にぴったりのプレゼント。けれど何週間探しても、見つけることはできません。大通りは騒がしく、だれもかれも買い物に夢中です。いつしか女の子は大通りからはじき出され、暗くさびしい12月通りを歩いていました。女の子は、贈り物を見つけることができるでしょうか？
幻想的な絵が魅力的な絵本です。 朗読：
かかず　ゆみ（アトミックモンキー）

12月14日放送 「ポッタとポッテ　ランプのあかり」

作　者：さとう　まりこ　作・絵
出版社：童心社

森の中で暮らす双子のリス、ポッタとポッテ。
ふたりは、お母さんから「あかり」を買ってくるようお使いを頼まれます。ふたりだけのはじめてのお使いです。お店に行っても品切れで、ふたりは“ランプのあかり”をさがして、深い森のおくへ…。どこにあるとも知れない不思議な世界を、リスのふたごが冒険します。ポッタとポッテ、こころにあたたかな灯がともるファンタジー絵本。 朗読：
篠原　恵美（81プロデュース）

12月7日放送 「やさしいライオン」

作　者：やなせ　たかし　作・絵
出版社：フレーベル館

1975年初版、やなせたかしの絵本。
みなしごライオン・ブルブルの育ての親はやさしい犬。お母さん犬はいろんなしつけをしたり、優しく子守唄を歌ったりしながら、ブルブルを育てました。やがて、立派なライオンに育ったブルブルは動物園に引き取られてしまいます。人間の都合で離れ離れにされても、消えることがなかった“親子”の強いきずなを描いた絵本。 朗読：
伊倉　一恵（青二プロダクション）