2014年3月

3月30日放送「ぼくとクッキー
 さよなら またね」

作 者:かさいまり 作・絵
出版社:ひさかたチャイルド

ぼくとクッキーは大の仲良し。毎日一緒に遊び、「さよなら、またね」と、次の日も会うことを約束する。ところが一大事!突然、クッキーが引っ越してしまうことになって…。「ずっと一緒に遊ぼうって言っていたのに、さよならするなんて、ぼくいやだよ。でもどうしよう…。」
クッキーへのメッセージとは?初めて経験する別れの気持ちを描いた心にしみるお話。
朗読:
松田 洋治(アクトレインクラブ)

3月23日放送「おかあさんのまほうのおうかん」

作 者:かたおかけいこ 作
松成真理子 絵
出版社:ひさかたチャイルド

「魔法の王冠」は涙を止めるおまじない
しょう君は、泣き虫の男の子。そんなしょう君の5歳の誕生日にママがプレゼントしてくれたのは、目に見えない、触ってもわからない「魔法の王冠」。「こどものころ泣き虫だったママがこの王冠をつけたら、涙がピタッと止まったの。」だって。
それから毎日、見えない王冠をかぶって、涙をこらえることを覚えていくしょう君。やがて卒園式。成長したしょう君を見て涙ぐんだママ。するとしょう君は…。
朗読:
藤田 淑子(青二プロダクション)

3月16日放送「ねんねだよ、ちびかいじゅう!」

作 者:マリオ・ラモ 文・絵
原 光枝 訳
出版社:平凡社

フランスの人気作家マリオ・ラモの絵本。
「ねんねだよ、ちび怪獣。逃げるな、待てえーっ。」
これは世界中の家庭で毎夜繰り広げられる、ちび怪獣とパパの物語。
毎晩寝かしつけに四苦八苦し、大騒動の日常のひとコマが描かれています。共感し、そして、思わず微笑んでしまうママやパパが多いそうです。ラストのどんでん返しが愉快な、フランスで人気の子どもとお父さんの会話絵本。
朗読:
松田 洋治(アクトレインクラブ)

3月9日放送「タイムカプセル」

作 者:おだしんいちろう 作
こばようこ 絵
出版社:フレーベル館

卒業・卒園シーズンにぴったりの絵本!
幼稚園のねんしょうさんの時から親友のえいたとはると。お弁当はいつもとりかえっこするし、遊ぶ時もおゆうぎの時もいつも一緒。二人は春に小学生、卒園式の練習もはじまりました。そんなある日、ふとしたひょうしに二人は大ゲンカをしてしまいます。次の日になってもなかなか仲直りができないふたり。そんな時、タイムカプセルを作り、手紙をかくことになりました。二人は何を書いたのでしょうか?
子供の純粋で素直な気持ちを生き生きと描いた絵本です。
朗読:
伊倉 一恵(青二プロダクション)

3月2日放送「ちょうどいいよ」

作 者:竹下文子 作
鈴木まもる 絵
出版社:佼成出版社

「もう大きいんだから…」と背伸びしたい気持ちと、「まだ小さいんだから…」と甘えたい気持ち。成長の過程で揺れ動く子どもの心を、やさしく包み込むように描いた絵本です。赤ちゃんのころの洋服を出してみたり、お母さんのお手伝いをしたりする女の子の、かわいらしい仕草が、色鉛筆の絵でふんわりと表現されています。
作者は竹下文子さんと鈴木まもるさんご夫婦。ご夫婦コンビならではの息のぴったり合ったあたたかな世界が描かれています。
朗読:
篠原 恵美(81プロデュース)

2014年2月