聖闘士星矢Ω

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[2013.03.15]

緑川光、古谷徹、水島裕ら『聖闘士星矢Ω』の主要声優陣と、
シリーズディレクター・長峯達也が新章への意気込みをアピール!

『聖闘士星矢Ω』の放送開始から1年――。2013年4月7日(日)から新章『新生聖衣編』に突入する同作品の囲み会見を、都内アフレコスタジオにて開催!ペガサスの青銅聖闘士・光牙を演じる緑川光、元ペガサスの青銅聖闘士で、現在はサジタリアスの黄金聖闘士である星矢を演じる古谷徹、光牙の弟分である鋼鉄聖闘士・昴を演じる水島裕ら主要声優陣と、シリーズディレクターの長峯達也が出席し、新章に対する熱い胸の内を語った。

『聖闘士星矢Ω』で主人公・光牙を演じ続けてきた緑川は「1年間やらせて頂けるアニメはなかなかない現状の中、いつもはやらないような役までやらせて頂き、刺激的でエキサイティングな1年でした。まさか2年目もやらせて頂けるとは、夢にも思いませんでした!」と、興奮冷めやらぬ様子。一方、’86~’89年に放送された『聖闘士星矢』に続き、現シリーズでも星矢の声を担当している古谷も「僕にとってライフワークとなっている作品です。その最新シリーズである『Ω』ではこの1年、星矢は光牙を見守る立場であり、ナレーションがメインだったのですが、2年目はサジタリアスの黄金聖闘士として大活躍する予定です」と語り、番組ファンの期待を煽った。

 そんな2人とともに、新章から光牙のライバル的存在となる新キャラクター・昴を演じる水島は、’86~’89年放送のシリーズで星矢と戦ったリザドのミスティ、ゼータ星ミザールのシド、ゼータ星アルコルのバドを演じた経歴の持ち主。「27年ぶりに『聖闘士星矢』に戻ってきました。しかも、今回は12歳の役です。(現在57歳である自身に)この役を振って下さった東映アニメーションとテレビ朝日の勇気に感服しております」とおどけて取材陣を笑わせつつも、真摯な眼差しで「27年経っても同じ作品に出られるのは奇跡! 皆さんに愛される昴を演じたいと思います」と、意欲をのぞかせた。

 また、新章からシリーズディレクターを務めることになった長峯は、映画『ONE PIECE FILM Z』の監督も務めた実力派演出家。今回もその手腕を期待される彼は「『聖闘士星矢』は劇中で登場人物たちが小宇宙(=コスモ ※人が誰しも持つ体の中の小宇宙。これを爆発させることで、聖闘士は超人的なパワーを持つ)を爆発させるだけでなく、その小宇宙を視聴者にもぶち当てる作品。新章ではドラマをますます盛り上げ、声優さん同士が台詞に乗せて発揮する小宇宙をぶつけ合うような作品にしたいと思っています。朝から熱くて熱くてたまらない、観ている子どもたちの目も覚めるような作品にして、星矢たちの“自分の力を信じて、とにかくやる”という姿勢を伝えていきたいです」と述べ、「最後まで突っ走る」ことを約束した。

緑川光(光牙 役)コメント

 1年目の内容を踏まえ、新章はより楽しいものとなっていくと思います。実際、事前に伺ったストーリー構想も、かなり前のめりで参加したいと思えるものでした。頑張って、よりいい芝居をしようと思います。個人的な希望として、新章では星矢に安心して(最初のシリーズで星矢の守護星だった)ペガサスを光牙へ譲って頂き(笑)、サジタリアスの黄金聖闘士ならではの技を繰り出してほしいです。
 そんな星矢の声を演じる徹さんは僕にとって、1年前も今も変わらず、温かく見守ってくれる存在です。実は、『Ω』シリーズが始まったときに徹さんから「『聖闘士星矢』の主役は人気が出ないんだよ」と言われたのですが、『Ω』放送中に行われた人気投票の中間結果をスタッフの方から教えてもらったら星矢が1位だったんです。そうしたら、徹さんが「遂にやったぜ! 俺ってすげえな」という空気を出し始めて…。(古谷の)そんなところが「好きだな」と思いました(笑)。新章では星矢が前面に出てくるので、いずれまた開催するであろう人気投票で順位が下がるのか、それともこのまま票を伸ばしていくのか、ということが今から非常に気になっています(笑)。
 この1年、僕はたとえ「ダメかな…?」と思っても、しつこいくらい頑張ってきました。新章を観る子どもたちにも「諦めなければ、何とかなる」ということが伝わればいいな、と思います。

古谷徹(星矢 役)コメント

 新章では女神アテナをめぐって、光牙と星矢の間にライバル心が芽生えるとのことで、とても興味深いし、楽しみです。『Ω』シリーズで、光牙は星矢とペガサス流星拳を放ち合った第1話以降、星矢からペガサスの聖衣(クロス)を引き継ぎ、その後どんどん成長してきました。その光牙を演じる緑川くんですが、当初は「自分が、この役をやっていいのかな」と悩んでいました。僕ももっとスマートでクールな役を演じる彼をよく見ていたので、「大丈夫かな?」と思う部分もあったのですが、いざアフレコが始まってみたら、緑川くんは光牙を自分のものにしていました。この1年で光牙を徐々に成長させていったのは、ほかでもない緑川くん自身です。そのあたりは流石だな、と思いました。
 また、水島くんと僕は全部を受け止め合える関係。そんな水島くんが新章から参加してくれるので、アフレコ現場も以前に増して楽しめそうです。
 実は’86~’89年のシリーズのとき、星矢は主役であるにもかかわらず、人気投票でいつも4~5位くらいで、非常に悔しい思いをしました。ですから『Ω』が始まったとき、僕は「人気投票で1位を狙うぞ!」と思っていたんです(笑)。新章では星矢が活躍しますし、このまま人気投票でも独走したいです!
 たとえ壁にぶつかっても決して諦めず、何度でもぶつかっていけば、壁は壊すことができます。番組を観る子どもたちにも、ぜひ勇気と希望をもって生きてほしいと思います。

水島裕(昴 役)コメント

 皆さんもおっしゃるのですが、『聖闘士星矢』はやっていて、すごく気持ちのいい作品。その気持ちよさは、時代劇のそれに通じるものがあります。そんな作品に出られることが嬉しくて仕方ありません。今回は12歳の昴の声を演じますが、子どもたちに「カッコいい!」と思ってもらえればいいな、と思っています。
『聖闘士星矢』シリーズに出演するのは27年ぶりとなりますが、実は古谷さんとアニメの仕事でご一緒するのも27年ぶりなんです。ただその間も、映画の吹き替えでは僕がサモ・ハン・キンポー、古谷さんがユン・ピョウの声を担当していたので、公私ともに交流は続いていました。付き合い自体は40年近いものですし、ただの茶飲み友達というか(笑)、心の拠り所のような存在です。
 また、緑川くんとお仕事をするのは今回が初めてですが、すごく注目しています。アフレコ中も“主役の表現の仕方”を盗もうと、背後からいつも仕事ぶりを観察しています。僕が考える声優の仕事の面白さは“許容範囲の広さ”。同じ声でカッコいい役も三枚目の役もできるし、石にも鳥にも犬にもなれる。また、今回の僕みたいに、実年齢よりはるかに若い12歳の役もできたりもします。そういう声優の面白さの限界を、僕は日ごろから一生懸命探っているところがあるので、緑川くんの芝居も非常に勉強になっています。