2016年8月14日放送

ザ・スクープスペシャル 終戦企画

「太平洋戦争 最後のミッション 緑十字機 決死の飛行 ~誰も知らない“空白の7日間”~」

日本で終戦記念日とされる8月15日。しかし、それはあくまでポツダム宣言受諾を国民に知らせる玉音放送が放送された日であって、太平洋戦争が終わったわけではなかった。 実は、日本の存続に関わる本当の危機は8月16日から始まる。
対応を誤れば、再びアメリカと交戦状態となり、ソ連の北海道侵攻を招きかねなかった。
真の終戦に導いた“太平洋戦争ラストミッション”、それは戦争を1日も早く終結させるための生きて帰る保証が全くない旅。“平和の白い鳩”緑十字機の決死の飛行だった。
しかし、日本の未来を託された緑十字機は、連合国との交渉後、その帰路で謎の不時着を遂げる。一体なぜ、国家存亡の危機に直結する、このハプニングは起こったのか?
日本政府からもGHQからも公表されず、国民の誰も知らなかった空白の7日間に一体何が?戦後日本の命運を分けた運命の飛行機は、今も鮫島海岸沖で静かに眠っている。

「願わくは、我々が生還しえないという悲愴な覚悟で飛び立ち、大変な苦労をして果たした、あの降伏軍使の飛行が、後世に語り継がれんことを切望する」(緑十字機搭乗員の手記)


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