7月6日放送

検証!「毒菜」日本上陸〜中国産ほうれん草から高濃度農薬〜

今、スーパーやファミリーレストランからほうれん草が姿を消しつつある。保存がきき調理しやすいと家庭でもすっかりおなじみになった「中国産冷凍ほうれん草」から、高濃度の農薬クロルピリホスが次々と検出されたのだ。

中国では、国内に流通する50%近くの野菜が基準値を超え、「問題菜」や 「毒菜」の名で恐れられているという。また、アメリカでも社会問題となり、クリントン政権時代にクロルピリホスの使用が一部禁止された。

それがなぜ、急に日本の市場にあふれ出したのか?そこには、驚くべき有毒野菜流入のからくりと、度重なる警鐘を無視し続けた厚生労働省の怠慢が垣間見える。

番組では、中国現地調査や香港取材も交えて、農薬汚染野菜の危険性とごく最近まで検疫を行わなかった行政の責任を問う。



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