10月13日放送
緊急特集 アフガン空爆開始…"見えない戦争"の波紋を総力取材
1、パキスタン最新情報 ~アフガンからの脱出者が語る"空爆の瞬間"~
米英軍による空爆以降、戦火を逃れパキスタンに流入するアフガン人が激増している。番組では、国境最前線でカブールやジャララバードから脱出してきた難民たちを直撃、空爆の模様や被災者の惨状など生々しい状況を聞く。一方、各地で暴徒化したデモ隊と治安部隊の衝突が続き厳戒状態のパキスタンは、タリバン支援の義勇軍募集が始まり希望者が殺到している。また、反米感情の矛先が外国人メディアにも向けられ始めた。パキスタン中継を交え、緊張感高まる現地の様子をリポートする。
2、600万人が餓死寸前…アフガン難民の悲惨な実状
20年に及ぶ内戦とここ数年全土を襲った干ばつ。ただでさえ600万人以上が飢餓状態にあるアフガニスタンから、今回のテロの影響で国連職員が退去し、国境閉鎖で援助物資も届かなくなった。これからマイナス25度にもなる冬を迎え、黙っていても数百万人の死者がでると言われる状況下、今あらたにアメリカの報復戦争が始まった。長野智子がペシャワール近郊の難民キャンプを緊急取材。国連難民高等弁務官事務所のカブール事務所長・山本芳幸氏をゲストに迎えその実状を伝える。
3、検証!9月11日「ザ・ラスト・メッセージ」
乗っ取られた3機の飛行機から携帯電話・緊急電話を通じて送られた最後の肉声。世界貿易センタービルやペンタゴンで被害に遭った人々の最後の姿。それぞれのラストメッセージを通して「悲劇の1日」を再検証する。※アフガニスタンから緊急中継(予定)米特殊部隊の支援を受けて、近くカブール侵攻するともいわれる北部同盟。北部同盟支配地域より、中継で最新情報を伝える。(CNN著作の映像使用のため、動画配信は10/14限定公開)
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