■はちこ/東京/24歳/女性 第二次世界大戦においてどの国も使用はしていなかったと考えられていた毒ガスを旧日本軍が製造、使用していたこと、アメリカによる日本への毒ガス使用が目前まで迫っていたことなど初めて知ることばかりで大変参考になりました。 しかし番組の最後で、毒ガスの製造に関わった方に対して「この写真を見てください」と毒ガスの被害に遭った方々の写真を渡し、その製造に関わった方は「私は毒ガスを作ったことに関して犯罪者だ」というようなことをおっしゃる場面がありました。 「中国の毒ガスが使用された場所の方々に製造に関わっていたことを告白、謝罪を受け入れられ、お互い被害者だから平和に向かって努力しようと言ってもらった」という趣旨の説明があったことからもその方は長い間ずっと、そして今も、毒ガスの製造に関わったことに対して自責の念に苛まれていることが明確であるにも関わらず、演出なのか知りませんが改めて写真を見せることで、その方を更に追い詰めたようにしか私には見えませんでした。自分の罪を理解して、その重さを感じている方に写真を見せて「私は犯罪者だ」と言わせることは違うのではないかと感じました。 全体的に大変有意義な内容であったと私は感じましたが、戦争に関わってきた方が強い後悔や自責の念を抱えて生きていることがほとんどなのに、その方々の気持ちに追い打ちをかけるような演出には強い憤りを感じました。 ■匿名/岡山/60歳/女性 歴史の連続性の中に私たちは生きています。 犯した過ちから目を背けず、同じ過ちを繰り返さぬよう努力し、間違っていたと分かったら進んで訂正して修復する誠実さを持たねばなりません。 一瞬一瞬を疑い、自ら調べて感じ、思考して行動し、結果から教訓を学び取りより善く生きようとする姿勢こそ、過去と現在を未来へ繋ぐことができると思います。 ザ・スクープの視点と独自の取材には毎回胸を打たれます。 キャスター、スタッフの皆さん、ありがとうございます。 このような報道は日本のジャーナリズムの誇りです。 ■匿名/神奈川/57歳/女性 8月10日の「封印された毒ガス戦」はとても素晴らしかったです。綿密な取材によって明らかにされた戦時中の事実に驚愕しました。 日本人がこれほどひどいことを中国でしていた事実をしっかりと受け止め、被害を受けた方に心からの謝罪と償いをしなければと強く思いました。平和の実現の為に過去を反省することなしには一歩も前には進めません。 「私は犯罪人」と叫んだ毒ガス製造者の方の言葉が胸に突き刺さりました。 鳥越さん、村上さん両キャスターの進行、コメントも素晴らしかったです。 このような良心に訴える番組をぜひこれからも放映していただきたいと思います。 ■匿名/埼玉/64歳/女性 非常に貴重な報道でした。是非再放送をお願いします。 毒ガスを実際に第2次世界大戦において、日本軍が使用していたという事実。731部隊における人体実験。森村誠一氏の著作で衝撃を受けましたが、米国の資料で揺るぎないことが実証されました。日本人が行った非人道的な行為は表に現れにくいもの。辛い事実ですが、今だからこそ過去の問題とはせずに、直視すべきだと痛感しました。 重ねて、再放送をお願いします。 ■伊藤/埼玉/73/男性 番組の通り、今も! 生物・化学兵器など、このように非道な武器・兵器などの開発は留めることを知らず、所有しようとする集団が増加する現実の世界です。これらの非道な武器・兵器に対して、突然日本が襲われた時、防御知識も無し・無力化方策など目に見える具体策ナシでは、国内・海外在住の多数の自国民を守れない。 今後、日本を守る「術(すべ)」とは何か?また、そして、隣国をも救う大国としての責任をどう果たすのかを引き続き検証されんことを願うものです。 ■匿名/東京/50代/女性 「毒ガス」という言葉を知っているだけでした。恐ろしい事実に驚いています。この慰霊祭もニュースなどで見たことがありません。証言者が少なくなっているのに、私たちは知らないことだらけです。この手の本は読まれることが少ないと思うので、テレビ番組でこれからも教えてください。証言してくださった方々と、スタッフの皆様に感謝申し上げます。 ■日向/兵庫/26歳/女性 見ていた録画番組が終了してたまたま流れた番組のはずでしたがなんとも衝撃の内容でした。 戦争について学校で学んではきましたが毒ガス製作や人体実験をしていたなんて習うことはなかったので今回番組を拝見し、戦争について改めて深く考えさせられました。 まだまだ日本ではこのような残虐な過去によって辛い思いをされている人がいることは全然知られていない事実かと思います。 どんどん戦争について知識が低くなってきている昨今ゴールデンタイムや多くの人が目に出来る時間帯に放送していただきたいと強く思う番組でした。 ■匿名/東京/48歳/男性 中国が日本にちょっかいを出しているこの時期に、中国に有利になるような番組を制作するっておかしいんじゃないでしょうか。自虐的すぎます。 お盆のこの時期に戦争で戦死された兵隊さんの事を冒涜するような内容の番組って、非国民的ですよね。死者に人権はありませんが、名誉は残っていますよね。 兵隊さんの遺族の中には、この番組を見て傷ついている方もいらっしゃるのではないでしょうか。どんな正義感で番組をつくっているのしょうか? 集団的自衛権に対する牽制なのでしょうか? 超利己的な国、中国や北朝鮮が、日本をぶっ潰そうとしているこの時期に、武力を持たなければ、本当に隣国が攻めて来ないと思っているのでしょうか? 私は軍事の素人ですが、日本の自衛隊が海外に対して宣戦布告する可能性より、中国や北朝鮮が日本に宣戦布告する可能性の方が高いと思います。 毒ガスや原爆が非人道的という前に、中国国内の非人道的な虐殺の事実や日本への陰謀を踏まえた上で、番組を制作してもらいたいものです。 ■tkatou/山梨/64歳/男性 なぜでたらめでやってもいない日本軍の毒ガス作戦を放送するのか、従軍慰安婦問題と同じでっち上げあげではないか。もっとまともな報道をして欲しい。 ■偽善/70歳/女性 なんの権利があってのあの態度ですか? そんなに正義感を振りかざしたいのであれば、ぜひ朝日新聞様の慰安婦模造記事でも取り上げて下さい。 先人を辱しめるのがあなた方朝日様のお得意とするとするところでしょう。 毒ガス作成の過去に苦しむ老人になぜわざわざ、あんな写真を見せるのか私には分かりません。なんて趣味の悪い方たちなのでしょう。きっと、この製作に関わったかたたちは、ご自分のご先祖さまの墓にさえ唾をかけるような罰当たりなのでしょうね。 恥を知りなさい。 ■匿名/愛知/47歳/女性 すばらしい番組を制作、そして放映して下さったことを感謝致します。 感じた事は、ここで世界中がまず本当の事をあらいざらい話し、そして謝り、そこで初めて平和について話し合うべきだと思いました。日本は原爆を投下された事で平和への道を歩んできました。けれど、ただの犠牲者ではないのですね。 他国と同じように、人道的ではないことをしていたんですね。 どの国もあの世界大戦の時には、必死になって戦ってしまった。 好きで毒ガスを作ったわけではない方が、現在も心を苛んでいる。 この事実を、学校の教科書で子供たちも、そして大人も学ぶ時期が訪れたのではないでしょうか。 臭いものに蓋をして生きていてはいけません。今日は私の知らない日本の一面を知りました。そうしなければならなかった時代だったことも知りました。 そして、それは二度と繰り返されてはならない事もよくわかりました。 8月は平和について考える最適な月です。どうか、もっと掘り下げてほしいです。 そして、解決されないアジアとの平和が取り戻せる日が訪れてほしい・・・そう思いました。 感謝。 ■うさぎのおばちゃん/宮城/62歳/女性 今日の放送は見る私にも勇気がいりました。昭和27年生まれですが図書館だったか忘れましたけど、何かの書物で日本軍の残酷で悲惨な戦争を知った記憶がありました。とっても衝撃を受けました。 でも振り返ると「戦争」と「原子爆弾」の事は教えられて昭和の発展と国際交流の進歩の間に「空間」を感じていました。戦争という中身が空白のような、そんな感じです。 とにかく不都合な真実という追求には勇気がいるってことはずっしりと感じます。 慰安婦問題の騒ぎもアンラッキーをラッキーに変えて、公の場でナニが「捏造」とされたのか、その不一致さを明らかに出来る事かもしれません。 テレ朝報道のファンです。頑張って下さい。 ■匿名/兵庫/65歳/男性 昭和24年、竹原市忠海町で生まれ、幼いころから小さな町にMPが往来することに違和感はありませんでした。ところが、大人の話を理解できるようになると恐ろしいことがあったことを理解するようになりました。その後、いろいろ勉強しましたが、この番組で空白部分が埋まりました。とてもいい取材でした。私の伯父もここで働き、50歳でがんを患い死んでいます。国民休暇村建設工事中に、島に渡る機会を得て工場を壊しているところも見ました。あの発電所です。9歳だったのでとても怖かったです。 今回の番組では、断片的に毒ガスをとらえるのではなく、あの戦争の歴史の流れの中でとらえていました。その視点を忘れないでほしいと思います。沖縄も原爆も従軍慰安婦も・・・その歴史観さえあれば、中国だ韓国だ日本だと言い争うこともないでしょう。 あの戦争で日本は悪くないと言える人ってどんな人なんでしょうか。政治家の勉強不足、思想の錯誤、歴史認識の幼さ短絡・・・国民の認識とかけ離れた集団的自衛権、おかしな方向に進んでいる日本を憂えています。 小学校2年生で広島に転居し、そこでは原爆の悲惨さも教えられました。 ■ますとら/秋田/75歳/男性 「封印された毒ガス」‥一部は知っていましたが、あらためて衝撃を受けました。原発もそうですが後始末も大変だという事。それと、東京裁判で米国は国益のために、告訴を断念しました。日本政府もしばしば国益と言います。「国益」とは何か、国民で徹底的に議論する必要があると考えます。 ■なつ/岡山/41歳/女性 終戦69年を迎え、戦争を知らない私は日本は被害国だとずっと思い原爆を投下したアメリカや、日本にいつまでも苦言してくる韓国や中国に腹立たしささえ感じていました。この時期になると多くの戦争番組が放送され、色々知っていくうちに、日本は被害国であり加害国でもある事実が分かり愕然とします。この番組を拝見して毒ガスを製造されていた方が最後にコメントされていた「私は犯罪者、この事実は1秒たりとも忘れない。」という言葉が私にも痛いほど伝わり涙が出ました。ご自身も命令され、毒ガスの被害にあいながらも仕方なくお国の為にと製造業務をされていたに違いないはずなのにと思うと心が痛むと同時に私達日本人はこの先いかなる時でもこの感情を忘れてはいけないのだと、戦争に関わった事のない恵まれた自分自身に改めて肝に命じました。69年前に起こした私達日本人の罪を忘れず生きていこうと思います。 ■S/福岡/23歳/男性 毒ガスの怖さ、被害の大きさがわかり大変、勉強になりました。しかし、毒ガスを作った方の取材の内容ですが、あれはおかしいと思います。毒ガスを作り、被害の大きさを知っているのにも関わらず、改めて被害者の方の名前や写真を見せるのはどうでしょうか?その方を追い込んでいる。そう感じました。犯罪者なんです。そう言わせたかったのでしょうか?傷口に塩を塗るようなやり方ではないでしょうか?被害にあった国に行くといった場面がありましたが、その国の方は、お互い被害者とあたたかい言葉がありました。それもあったのにメディア自体は日本国の指示で毒ガスを作らないといけなかった方達に対して犯罪者扱いをするんですか? 様々な意見があると思いますが私はそう思いました。 ■Y/48 毒ガスの番組を見て思い出したことがあります。 それは千葉県の習志野練兵場のところにも毒ガス工場がありやはり銚子の海中へ捨てたそうですが魚や人間への影響が気になります。 練兵場の毒ガス関係の跡地は公務員住宅があるそうですがそこにも埋められていると先日聞きました。作業では自衛隊員にも犠牲が出たとか、そこも気になります。 そして登戸にある明治大學は元の陸軍登戸研究所の跡地ですが そこでも731部隊へ出張し実験に加わっていた人も居た。登戸に秘密戦の研究所があったことを知らない人も多い。 ■匿名/50代/女性 とても有意義な放送でした。太平洋戦争で、アメリカ軍が日本に焼夷弾を落として、それが今でも発見されて、そのたびに近隣住民は避難して莫大な費用をかけて撤去作業が行われて。それだけ見ても、戦争がいかにばかばかしいものかわかります。それでも世界で戦争ってなくならない。でも、今日のような放送をしてくださると、いかに酷いことが行われるものなのかがよくわかります。日本人が残していった毒ガスで、今でも中国の人が苦しんでいる。いまだに30万発も40万発も残っている。戦争中の毒ガスの被害を、いまだに中国の方が受けている。戦争という殺し合いをする生き物は、地球上に人間だけです。その意味でも、人類は戦争をなくす努力をしなくてはなりません。核兵器をいっぱい持っているアメリカのオバマが、イラクの空爆を容認する後ろ向きな発言をしました。日本人は今こそ、戦争反対と思っている人の気持ちを全部かき集めて、政権与党が閣議決定した集団的自衛権を跳ね返さなくてはならないという気持ちです。そんな中での放送でした。良かったです。また、放送してください。そして、終戦近くなったら特集するのではなく、年間に何回でも、戦争はダメだって報道してほしいと思います。もっと頻繁に。ことあるごとに。最後に日本人が中国の人に謝っていましたね。心が洗われるシーンでした。懺悔の気持ちを表明することが、まず大事だと思います。これから中国の毒ガス撤去が日中共同作業で行われるそうですが、それをきっかけにして、こじれている日中関係が改善されていったらいいと思いました。良い放送をありがとうございました。有意義な時間でした。 ■匿名/北海道/主婦 本来このような番組こそゴールデンでと思います。 テレ朝ありがとう。スポンサー各社ありがとうです。 昨日のTBS「報道特集」でも話していましたが米国は(全てではないにしろ)文書公開します。都合悪いのも、何も隠す方に空気読んで報道しないようにの日本とは大違いです。 新聞社を大本営にするのが目的なのか、“何も日本は悪くない”のメディアの反省のなさ。 じゃあ、今日のような報道をしてみろ!と言いたい。 鋭い質問者、テレビ、雑誌にこそ出て、会って“日本の犯した戦争はまちがいではない”と黒子たちに頼らず言えるのかと思う。 |